シンガポール、月内政策会合で金融引き締め PIMCO予想

 米債券投資大手パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)の新興市場ファンドマネジャー、ローランド・ミアス氏(シンガポール在勤)は12日までにインタビューに応じ、シンガポール通貨庁(MAS、中央銀行)が今月、金融政策を予想外に引き締める可能性があるとの見方を示した。

 経済指標がシンガポールの成長見通し改善を示すとともに、コアインフレ率がMAS予測の上限である2%に年内に近づく可能性が大きいと述べた。

 主要先進国の中で、中銀が金利ではなく為替レートを主要政策手段として用いているのはシンガポールだけ。ミアス氏は「MASが引き締め方向に貿易加重ベースの名目実効為替相場の変動幅を調整するかもしれない。最大の可能性ではないが、恐らく30%の確率で10月の次回会合で引き締めるだろう」と語った。MASは2016年4月から政策を据え置いている。(ブルームバーグ Lilian Karunungan)