立憲民主・枝野幸男代表演説詳報 「党を立ち上げるには迷いもあったが…」 (1/9ページ)

南海堺東駅前で街頭演説する立憲民主党の枝野幸男代表=15日午後、堺市堺区(沢野貴信撮影)
南海堺東駅前で街頭演説する立憲民主党の枝野幸男代表=15日午後、堺市堺区(沢野貴信撮影)【拡大】

  • 有権者と握手して支持を訴える立憲民主党の枝野幸男代表=15日午後、堺市堺区の南海堺東駅前(沢野貴信撮影)

 衆院選投開票(22日)に向けて最後の日曜日となった15日、立憲民主党の枝野幸男代表は名古屋市のJR名古屋駅前で、経済政策や介護・保育従事者の処遇改善を中心に演説を繰り広げた。詳報は次の通り。

 

 立憲民主党代表の枝野幸男でございます。雨にもかかわらずたくさんの皆さんにお集まりをいただき、まずは本当にありがとうございます。

 10月2日に立憲民主党、新しい党を立ち上げることを呼びかけさせていただきました。「このままでは、この総選挙、入れる政党がない」「私たちの声を受け止める政党がない」-。たくさんの皆さんからそういう声をいただきました。そうした声に押されて、民主党、民進党と積み重ねてきた理念・政策をベースにしながら、多くの皆さんが今、政治に声が届いていない、政治から遠くにいる、そんな思いの国民の皆さんの声をしっかりと受け止めるべく、立憲民主党という新しい旗を掲げさせていただきました。

 今までの政治、「上からの政治」だったんじゃないでしょうか。政治のやり方も、政策も上から。国民生活が見えていない、国民の声が見えていない、そうした「上からの政治」を「草の根からの政治」に、暮らしの足元にしっかりと目を向けた政治に変えていきたい。それが立憲民主党の大きな大きな旗だと私は思っています。

 暮らしと経済。(安倍晋三政権の経済政策である)アベノミクスの5年。株価は上がりました。大きな企業のもうけは増えて、内部留保という企業のいわば預貯金は過去最高になりました。「強い者をより強くすれば、そこに引っ張られて世の中全体がよくなるはずだ」「豊かな人が豊かになれば、その豊かさのおこぼれで、みんなが豊になるはずだ」。アベノミクスはこういう考え方で、5年、やりました。

 じゃあ、本当にあなたの暮らしは引っ張り上げられましたか? あなたの暮らしのところに豊かさは行き渡っているでしょうか?