【投資講座】《投信を知る》(4)〈世界株式投資のカギ〉グローバル分散投資の重要性 (1/5ページ)

 前回は、世界株式投資を成功させるためのカギのひとつである「①長期継続投資」についてご説明いたしました。今回はもう一つのポイントとなる「②グローバル分散投資」についてみていきましょう。(みずほ証券 石隈鉄太郎)

リスクを抑えたいときこそ分散投資をしよう

 分散投資とは、集中投資の対義語として使われる用語で、投資対象を特定のものに限らずに幅広く投資することをいいます。

 分散投資の重要性を示す格言として、「卵を一つのカゴに盛るな」という言葉があります。これは、卵を一つのカゴに盛る(1銘柄だけに投資を行う)と、カゴを落とした場合に卵全てが割れてしまう(下落時に大きな損失を被る)ので、複数のカゴに分散して持つ (複数銘柄に資金を分ける)べきだ、ということを表現しています。

 例えば、値動きが異なる複数の資産(株式と債券)に資金を分散させた場合を考えてみましょう。リスクオフで株価が下落した場合でも、債券価格が上昇すれば全体では株価の下落によるマイナスの影響が緩和されて、収益の安定化が期待できるわけです。このことを投資の世界では「資産配分(アセットアロケーション)」と呼んでいます。投資資金を複数の投資対象に分散することで、リスクを低減しつつ安定的なリターンを獲得することが期待できます。この投資対象の『分散(配分)』にはいくつかの種類があり、上述の「資産配分の他にも、代表的なものとして「国・地域の分散(グローバル分散)」、「通貨の分散」、「時間の分散」などがあります。

分散投資ならパフォーマンスがより安定

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