日経平均株価、11連騰 18日も上昇なら歴代3位タイ

 17日の東京株式市場で日経平均株価は11営業日続伸し、終値は前日比80円56銭高の2万1336円12銭と約21年ぶりの高値を連日で更新した。18日も上昇して取引を終えれば、平均株価の連騰記録として3位タイの12営業日続伸となる。

 前日の米国株相場はダウ工業株30種平均など主要3指数がそろって過去最高値を更新。ドイツの株価指数も最高値となり、投資家心理が一段と強含んだ。平均株価は朝方に一時前日比138円高となった後、利益確定売りに押されて下落に転じ、もみ合ったが、午後に入ると再び買いが勢いを増した。続伸した11営業日で計979円上昇した。

 市場関係者からは「前週末以降、日本株の『持たざるリスク』が意識されており、強い相場だ」(大手証券)との声が聞かれた。

 これまでの連騰記録の1位は昭和35年12月~36年1月の14営業日続伸、2位は63年2月の13営業日続伸。