アフガンで自爆テロ相次ぎ72人死亡 ISが一部犯行声明

 アフガニスタンの首都カブールにあるイスラム教シーア派のモスク(礼拝所)で20日発生した自爆テロで、ロイター通信は同日、死者が少なくとも39人に達したと伝えた。内務省報道官が明らかにした。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)が21日、犯行声明を出した。 

 また、AP通信によると、中西部ゴール州のスンニ派のモスクでも20日、自爆テロがあり、現地の警察報道官は少なくとも33人が死亡したと明らかにした。

 アフガンでは各地でテロが相次いでおり、17日には東部パクティア州などで警察や行政機関を狙った連続自爆テロで70人以上が死亡。イスラム原理主義組織タリバンが犯行声明を出した。(ニューデリー支局)