衆院選きょう投開票 深夜に大勢判明 安倍政権への信任問う

衆院選最終日、「最後の訴え」に聞き入る聴衆ら=21日、東京都新宿区(春名中撮影)
衆院選最終日、「最後の訴え」に聞き入る聴衆ら=21日、東京都新宿区(春名中撮影)【拡大】

 第48回衆院選は22日、投開票される。5年近くにわたる安倍晋三首相(自民党総裁)の政権運営への信任を問う選挙で、自民、公明両党は核・ミサイル問題による北朝鮮危機への対応や、幼児教育無償化を含めた少子化対策などを前面に連立政権の継続を訴えた。一方、希望の党や立憲民主党など野党は政権批判を集中的に展開し、舌戦を繰り広げた。22日深夜にも大勢が判明する見通しだ。

 衆院定数465議席(選挙区289、比例代表176)に計1180人(選挙区936人、比例単独244人)が立候補した。定数は「一票の格差」是正のため、前回から10削減の戦後最少となった。投票は一部地域を除き午前7時から午後8時まで実施される。

 選挙戦は自民、公明両党と、互いの候補者をすみ分けた希望の党、日本維新の会、さらに共産、立憲民主、社民の左派3党が対抗する「3極」の構図で繰り広げられた。終盤情勢では自民、公明両党で憲法改正の国会発議が可能になる3分の2(310議席)を超える勢いで、結果は憲法改正や消費税増税など重要政策の行方を左右する。政権批判票の受け皿を狙う希望の党と、立憲民主党の野党第一党争いも焦点だ。

 総務省によると、公示日翌日の11日から20日までの期日前投票(速報値)は有権者の14・71%に相当する1564万5349人で、前回衆院選の同じ期間の1・54倍に達している。今回は選挙権年齢「18歳以上」への引き下げから初の衆院選で、政権選択選挙における若年層の投票行動も注目される。