【衆院選】「日を追うごとに共鳴」立憲民主、躍進に手応え

インタビューに応じる立憲民主党の福山哲郎幹事長=22日午後、東京都港区(古厩正樹撮影)
インタビューに応じる立憲民主党の福山哲郎幹事長=22日午後、東京都港区(古厩正樹撮影)【拡大】

 公示日のわずか1週間前に結党し、安倍政権への批判やリベラル系の票の受け皿として躍進した立憲民主党。東京都港区のホテルの大広間に設置した開票センターで、福山哲郎幹事長は「まっとうな政治を取り戻すという訴えに、日を追うごとに共鳴を得られた。力強い選挙戦を展開できた」と手応えを口にした。

 センターには100人以上の報道陣が詰め掛け、壇上には当選者に花を付けるボードを用意。党関係者の控室からは、候補者の優勢が伝わるたびに歓声が上がった。

 党のイメージカラーの青いネクタイを着けた枝野幸男代表は、地元選挙区のさいたま市の事務所で「草の根の勝利、万歳」の声に合わせて頭を深く下げ、支援者と握手をして勝利をかみしめた。

 枝野代表は選挙戦を通じ「政治が国民から離れ、上から国民の暮らしを見下ろしている」などと安倍政権を批判。街頭演説に集まった多くの人からは拍手と「枝野」コールがわき起こっていた。