衆院選、自公が「絶対安定多数」 改憲勢力は3分の2超 立憲民主が野党第一党 (1/3ページ)

座る場所を間違え笑みを浮かべる安倍晋三首相(自民党総裁)=22日午後、東京・永田町の自民党本部(沢野貴信撮影)
座る場所を間違え笑みを浮かべる安倍晋三首相(自民党総裁)=22日午後、東京・永田町の自民党本部(沢野貴信撮影)【拡大】

  • 22日、パリのホテルで記者会見する希望の党代表、小池百合子・東京都知事(三井美奈撮影)
  • 開票センターで当確者の名前に花を付ける立憲民主党の枝野代表(右)と長妻代表代行=22日午後9時56分、東京都内のホテル

 第48回衆院選の投票は22日午後8時に締め切られ、開票の結果、これまでに自公の連立与党は定数465の過半数(233議席)を制し、絶対安定多数の261議席も確実とした。改憲勢力は憲法改正の国会発議が可能となる3分の2(310議席)を超えた。安倍晋三首相(自民党総裁)の5年近くにわたる政権運営が信任され、来年秋の総裁3選に向け、道が開けた。小池百合子代表(東京都知事)の希望の党は公示前勢力を下回り、躍進確実の立憲民主党が野党第一党になる見通しだ。

 絶対安定多数では、全常任委員会の委員長ポストを独占でき、なおかつ委員の過半数を確保できる。強固な政権基盤をこれからも維持することになる。

 自民、公明両党は、首相が設定していた勝敗ラインをクリアした。自民党は単独でも過半数を確保した。首相は22日、民放番組で「厳しい視線があると認識しながら、勝利に対して謙虚に向き合う」と述べた。

 二階俊博幹事長は民放番組で次期総裁選で首相を支持する考えを示した。公明党は前回衆院選の35議席以上の目標には届かない。自民、公明両党の大勝で北朝鮮対応や幼児教育無償化など重要政策が前進する。

 首相は22日夜の民放番組で、自身が掲げた2020年に新憲法施行について「一つの目標として掲げたわけだが、スケジュールありきではなく、まずはしっかりと議論を深めていきたいし、より多くの方々にご賛同いただきたい。そのことを優先すべきであると考えている」と述べた。

希望の党・小池代表は続投の意向