【衆院選】東京10区・若狭氏、牙城守れず「自らの力不足だった」

支援者やスタッフを前に敗戦の弁を述べる希望の党の若狭勝氏=23日未明、東京都豊島区(宮川浩和撮影)
支援者やスタッフを前に敗戦の弁を述べる希望の党の若狭勝氏=23日未明、東京都豊島区(宮川浩和撮影)【拡大】

 小池百合子代表の側近で、東京10区から出馬した希望前職の若狭勝氏(60)は午後11時50分ごろ、東京・池袋の事務所に姿を現し、選挙区での敗戦確実と報じられたことを受け、「小池代表から引き継いだ選挙区を失うのはじくじたる思いで残念だ」と述べた。

 敗因について「自らの力不足だった」と繰り返す若狭氏。東京10区は、希望にとって譲れない“牙城”だった。「(小池氏の)『排除する』という発言が流れを変えた向きもあると承知している」と語り、「(選挙期間が)あと10日くらいあれば、もう少し広がりを持たせることができたと思う」と悔やんだ。