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2017.10.26 06:00
習氏の描く今世紀半ばまでの国家戦略では、党の指針と完全に合致した投資や生産活動は成り立つ半面、わずかでもはみ出した、あるいは用済みとなった企業活動は早晩淘汰される図が浮かぶ。
同じく習氏が掲げる「法治」も、「国家安全」をやたらと強調した部分と重ねると、既に実例のある通り、邦人ビジネスマンらの長期拘束の危険を思い起こさせるだろう。
習氏の描く「強国」に商機はあるのか。そろばん勘定の前に、「党の統制」が生む投資リスクの検討が欠かせない時代が到来したようだ。
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