越、7~9月期成長率7.46% 17年の目標達成可能見通し (1/2ページ)

首都ハノイの大型商業施設。ベトナムは、サービス業の好調に加え、輸出拡大などが成長を後押ししている(ブルームバーグ)
首都ハノイの大型商業施設。ベトナムは、サービス業の好調に加え、輸出拡大などが成長を後押ししている(ブルームバーグ)【拡大】

 ベトナムは、2017年の国内総生産(GDP)成長率が、政府目標の前年比6.7%を達成できるとの見通しを同国統計総局のグエン・ビック・ラム局長が示した。同国は、7~9月期のGDP成長率が前年同期比7.46%で、同期では11年以来の高成長を記録した。今年に入り右肩上がりで成長が加速している。国営ベトナム・ニューズなどが報じた。

 1~9月の成長率は前年同期比6.41%だった。サービス業や工業などが好調だったほか、輸出拡大が成長を押し上げたとされる。ラム局長は、政府の景気回復に向けた政策などが奏功した結果だと指摘した。

 産業別の成長率をみると、サービス業が7.25%、工業・建設業が7.17%だった。農林水産業は効率化や構造改革などを進めるなか、2.78%の伸びを示した。

 同期の輸出額は19.8%増の1540億ドル(約17兆4713億円)に達した。企業が設備投資を加速させていることから機械類などの輸入増により、輸入額は23.1%増の1545億ドルだった。

 同国の成長を見込み、国外からの投資も拡大している。同期の国外からの直接投資(FDI)額は34.3%増の255億ドルに上った。景気回復に伴い起業の動きも活発化しており、同期は、企業の新規設立件数が15.4%増の9万3967件、登録資本金の総額は43%増の902兆7000億ドン(約4兆5135億円)に急伸した。事業を再開した企業も2.9%増の2万1100社だった。

一方で、成長持続に懸念を示す見方も