自販機にロボットまで登場 健康志向で進化する米のサラダ業界 (1/3ページ)

 肥満大国といわれるアメリカだが、一方で近年健康な色に対する意識は高まっている。それを反映してか、サラダの種類の充実ぶりを売りにするレストランや、サラダを専門に提供するファストフードが増えている。また、それと並行して、サービスや販売、調理を自動化する動きも進んでいる。

▽店員がいないレストランで「サラダ丼」を注文

 2015年にカリフォルニア州サンフランシスコで第1号店をオープンした「イーツァ(Eatsa)」は、店内には店員が誰もいない、自動化レストランだ。客は店に入ったら、何台も並べられたアイパッドで注文する。自分のアイフォーンやアンドロイドのスマートフォンのアプリからでも注文は可能だ。

 メニューは朝食、昼食・夕食とあり、基本は「ボウル」。数種類の野菜が盛り合わされたサラダ丼である。自分ですべて内容を選んでカスタマイズしてもいいし、すでに組み合わせが決まったメニューから注文することもできる。支払いは、注文を終えた段階でクレジットカードで行う。

 メニューの例を挙げると、健康オタクの人々の間では以前から注目されているキヌアを使ったサラダに始まり、カレー風味のサラダ丼、メキシコ風の「ブリトーボウル」、味噌や照り焼きソースが使うことで和風を意識しているのか、「ベントーボウル」などというのもある。

 注文を終えると、無事受け付けられたことがわかるよう、正面のディスプレイに名前が表示される。出来上がると、名前の横に何番のボックス(見た目はロッカーのようだ)に注文した料理が入っているかが表示され、各自ボックスのふたを開けて取り出すという仕組みだ。つまり注文してから支払いをし、料理を受け取るまで、一切店員とやり取りする機会がない。

イーツァで注文し完成したサラダを箱から取り出すところ

イーツァで注文し完成したサラダを箱から取り出すところ

シェフが調理した地元野菜を自販機で