ビットコインより値幅抑制 グーグル出身者ら仮想通貨を開発中

 仮想通貨ビットコインが高値で推移する中、シリコンバレーの大手ハイテク会社に勤めていた開発者らが2つのデジタル通貨開発に取り組んでいる。

 その一つが、グーグルの元プログラマーらが開発中の「ベースコイン」で、ビットコインのボラティリティー(変動性)の大きさを抑制し、より安定した仮想通貨を目指すものだ。もう一つはグーグルとアマゾン・コム、マイクロソフトの元開発者が取り組んでいる「サイフェリアム」で、拡大する作業量により容易に対処できるようにする狙いがある。

 ビットコインにとって市場競争は目新しいことではない。「イーサリアム」など多くのライバル通貨もアプリケーションを提供し、「zキャッシュ」や「モネロ」などはビットコインの改良を目指すとしている。

 それでもこれまでのところビットコインの覇権は奪われていない。仮想通貨市場全体に占めるビットコインの割合は一時は50%を割れたが、その後持ち直し支配的立場にある。(ブルームバーグ Camila Russo)