10月日経平均は「19勝2敗」 過熱感あまりなく

 31日の東京株式市場は、前日の米株安や為替の円高ドル安基調が重しとなって日経平均株価は4営業日ぶりに反落し、終値は前日比6銭安の2万2011円61銭だった。10月は歴代最長の連騰記録となった2~24日の16営業日続伸も含めて19営業日で上昇し、下落は2営業日のみだった。

 10月は、衆院選での与党大勝で安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」の継続が確認されたほか、下旬からの上場企業の決算発表の本格化を前に好業績への期待もあり、海外投資家が主導して平均株価は堅調に推移。30日には、終値で平成8年7月以来約21年4カ月ぶりの高値をつけた。

 ただし10月の平均株価の上げ幅である1655円33銭(8・1%)を営業日数(21日)で割ると、1営業日あたりの上昇幅は79円弱。このため、市場関係者の間では「過熱感はあまりない」との見方が多い。