第4次安倍内閣発足 補正予算案編成 憲法改正論議の行方焦点

衆院本会議で第98代首相に指名され、一礼する安倍晋三首相=1日午後
衆院本会議で第98代首相に指名され、一礼する安倍晋三首相=1日午後【拡大】

 第4次安倍内閣は1日夜、皇居での首相任命式と閣僚認証式を経て発足した。安倍晋三首相は衆院選で訴えた子育て支援策の充実に注力し、緊迫化する北朝鮮情勢への対応にも万全を期す考えだ。憲法9条への自衛隊明記を柱とする憲法改正を目指しており、与党内や野党との議論の行方が焦点となる。首相は午後、公明党の山口那津男代表と官邸で会談し、連立政権の継続を確認した。

 菅義偉官房長官は記者会見で、全閣僚を再任する閣僚名簿を発表した。首相は夜の会見で2017年度補正予算案の編成を表明。山口氏との与党党首会談では経済再生などの主要政策を「しっかり実現していこう」と呼び掛けた。補正予算案には、待機児童の解消に向けた保育所整備費を盛り込む。並行して、子育て支援強化を核とする2兆円規模の「政策パッケージ」を年内にまとめる。