【ワンタップバイのカンタン投資講座】iDeCoってどんなの(1)

 日本の公的年金は「確定給付年金」といい、受け取る金額が決まっているものです。それに対して「確定拠出年金」は、掛け金が決まっている=受け取る金額は決まっていない私的年金です。前者は、年金加入者(私たち国民!)が年金資金の運用に関わることはありませんが、後者は、加入者が自分で運用先を決めてその運用成績次第で受取金額が変わる年金制度です。リスク・リターンの高いもので運用すれば受取金額が大きく増える可能性がありますが、値下がりの影響も受けます。

 米国は1981年から企業型確定拠出年金(401kプラン)を導入しており、日本ではその20年後にあたる平成13年に導入されました。

 確定拠出年金のうち個人型が「iDeCo(イデコ)」と名付けられました。一般公募によるものですが、(個人=individual、確定=Defined、拠出=Contribution)の頭の文字を合体した言葉ですね。29年1月から、それまでは入れなかった企業年金加入者やサラリーマンの奥様らの制限が廃止され、20~60歳の国民なら、原則、誰でも入れるようになりました。自助努力による資産形成を促進する制度となったわけです。(取締役 三好美佐子)