日経平均、バブル後最高値超え 25年ぶり水準 上げ幅300円超す

バブル経済崩壊後の高値を一時上回った日経平均株価を示すモニター=7日午前、東京都中央区(福島範和撮影)
バブル経済崩壊後の高値を一時上回った日経平均株価を示すモニター=7日午前、東京都中央区(福島範和撮影)【拡大】

 7日の東京株式市場は国内企業の好決算と米株高を材料に日経平均株価が続伸し、1996年6月に記録したバブル経済崩壊後の終値最高値2万2666円80銭を一時突破した。上げ幅が300円を超え、取引時間中として約25年10カ月ぶりの高水準を付ける場面もあった。

 午後1時現在は前日終値比281円64銭高の2万2829円99銭。東証株価指数(TOPIX)は14・95ポイント高の1807・61。

 平均株価はバブル絶頂期の89年12月29日に終値の史上最高値3万8915円87銭を記録、その後、下落傾向に転じた。景気自体は株価の変調後も91年2月まで拡大を続けた後に失速。これを受けて平均株価の下落に拍車がかかって92年3月には2万円を割り込み、バブル経済の崩壊を象徴的に映し出した。

 最近の東京株式市場は景気回復を追い風に上昇基調が続く。7日は前日に商社などが好業績を発表したことなども追い風となり、幅広い銘柄に買いが入った。ニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、終値の過去最高値を前日まで3営業日連続で更新。東京市場もこの流れを引き継いだ。

 7日の外国為替相場はやや円高に振れたものの株価への影響は限定的だった。大手証券のアナリストは「下落して始まったが、即座に買いが入って上昇に転じた。底堅い相場だ」と分析した。