「双11」セール、エコな宅配ケース登場 梱包材による資源浪費や汚染防止 (1/3ページ)

成都のアパレル産業集積地ではこの時期、外部労働者で人口が約10倍になる(中国新聞社)
成都のアパレル産業集積地ではこの時期、外部労働者で人口が約10倍になる(中国新聞社)【拡大】

 インターネット通販各社による大規模なセールが定着した「独身の日(11月11日、『双11』)」が、今年も間もなくやって来る。同イベントでは期間中の宅配便取扱量が爆発的に増えるが、梱包(こんぽう)材の多用による資源の浪費と汚染が問題となっていた。そうした中、環境に優しい再利用可能な宅配ケースが登場し、ネット上で話題となっている。

 ◆2000回以上再利用可

 同ケースは、蘇寧グループの物流会社、蘇寧物流が開発した再利用が可能な梱包材。配達員は荷物を受取人に渡すと、その場でケースを回収していく。同社によると1箱当たり2000回以上の再利用が可能で、樹齢10年程度の樹木1本分の資源の節約につながるという。同社は今年の「独身の日」に13の都市で利用し、2018年までに20万個を投入する計画だ。

 同社のほかにも、阿里巴巴集団(アリババ・グループ・ホールディング)傘下の物流企業、菜鳥網絡科技や、宅配大手の順豊速運(S.F.エクスプレス)も環境負荷の少ないエコな梱包材の導入を試みている。順豊の関係者によると、同社は生鮮品の配送に再利用可能なケースを使用し、配達員がケースをなくしたり破損したりした場合、80元(約1374円)の罰金を払わなければならないという。

続きを読む