【東京市場の注目銘柄】(8日)ライオン 9.3%安 (1/2ページ)

 ≪一般消費財の売り上げ伸び悩み≫

 ■ライオン(4912) 前日比9.3%安の1963円。みずほ証券は、7~9月期(第3四半期)営業利益が前年同期比3.1%増と上半期(13%)に比べ増益幅が抑えられたと指摘。歯磨きやデンタル用品など一般用消費財事業が1.5%増収にとどまり、原料高やマーケティング費用の増加も影響したとみている。過去数年は増益率の高さを背景に高バリュエーション(価値評価)であったため、株価は調整しやすい局面になるとも予想した。

 ■旭化成(3407) 7.1%高の1507.5円。野村証券は、決算説明会でリチウムイオン電池セパレーターの上半期販売数量が電気自動車(EV)用中心に拡大、下半期は能力増強効果もあり、上半期以上に伸びる可能性がある点を確認したと指摘。同証券では2019年3月期から売り上げの大幅拡大を見込んでいた。目標株価は1320円から1510円に引き上げた。

 ■クラレ(3405) 1.6%高の2392円。1~9月期(3四半期累計)営業利益は前年同期比11%増の584億円だったと8日に発表。ビニルアセテート事業でポバール樹脂の販売量が増加、メタクリルや人工皮革、炭素材料など機能材料も好調だった。

 ■クボタ(6326) 6.6%安の2031.5円。1~9月期(3四半期累計)営業利益は前年同期比2.3%減の1445億円、固定費増加や原材料価格の上昇が響いた。SMBC日興証券は10~12月期計画は31%増の535億円だが、タイでの需要低迷やインセンティブを再強化する米国の状況から、やや厳しい印象とみる。

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