福井県の専門委、大飯原発3・4号機の安全性を了承 近く知事に報告書提出へ

関西電力大飯原発3号機(右)と4号機=福井県おおい町
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 福井県原子力安全専門委員会は8日、関西電力が再稼働を目指す大飯原発3、4号機(同県おおい町)について、「原子炉の安全性を確保するために必要な対策が取られている」とする報告書案を大筋で了承した。近く正式に取りまとめ、西川一誠知事に提出する。

 再稼働について、おおい町と福井県議会は既に同意しており、残る地元手続きは西川知事の判断のみとなった。知事は判断に当たり、関電が平成32年ごろに立地地点を確定させるとしている使用済み核燃料の中間貯蔵施設に関し、対応を具体化させるよう関電に要求している。

 報告書案は、重大事故や地震などに対し、関電が安全対策工事を実施し、職員の教育訓練を行うなど継続的に対応していると評価。この日の会合で、委員から大きな異論はなかった。

 関電は、県の同意を得た上で3号機を来年1月中旬、4号機を同3月中旬に再稼働させる計画を示している。

 委員会は外部有識者で構成。原発の技術的な安全性を検討している。