ベトナム デンマークと連携を強化 再生エネ技術など導入・共有 (1/2ページ)

電線の整備作業。ベトナムは電力需要が高まるなか、再生エネの導入を加速させる=首都ハノイ(ブルームバーグ)
電線の整備作業。ベトナムは電力需要が高まるなか、再生エネの導入を加速させる=首都ハノイ(ブルームバーグ)【拡大】

 ベトナムは、エネルギー分野でデンマークとの連携を強化する。ベトナム政府は、再生可能エネルギーの先進国とされるデンマークの政府と2160万クローネ(約3億8280万円)規模の技術支援を含む2017~20年に向けたエネルギー・パートナーシップ・プログラムを9月に調印した。ベトナムは電力需要が高まるなか、エネルギーの輸入を抑制するため再生エネの導入を進める。現地紙サイゴン・タイムズなどが報じた。

 調印のためベトナムを訪れたデンマークの気候・エネルギー・建設省の副大臣は、同プログラムについて、ベトナムのエネルギー開発計画や再生エネの導入、産業部門における電力効率化に注力すると指摘し、それら全分野でデンマークは能力や経験を持ち合わせているとの見解を示した。両国は、デンマークが培ってきたノウハウや最先端技術などを共有し、連携を深めていく。

 デンマークは原子力発電にエネルギーを依存しない社会の構築を1985年に決定し2050年までにすべての電力需要を再生エネでまかなうことを目指している。ベトナムは13年にデンマークと貿易や環境に関する包括的パートナーシップ協定を結ぶなど強固な関係を築いてきた。

エネルギーの輸入依存度軽減を狙う