東証、大幅続落 下げ幅一時300円超 米減税延期懸念

大幅に続落した日経平均株価を示すボード=10日午前、東京・東新橋
大幅に続落した日経平均株価を示すボード=10日午前、東京・東新橋【拡大】

 10日午前の東京株式市場は、米国の法人税減税が1年間延期になる見通しだと伝わり、嫌気する売り注文が出て日経平均株価は大幅に続落した。下げ幅は一時300円を超えた。

 午前9時?分現在は前日終値比249円34銭安の2万2619円37銭。東証株価指数(TOPIX)は17・10ポイント安の1796・01。

 米ダウ工業株30種平均は8日まで5営業日連続で終値の過去最高を更新していたが、法人税減税への期待が後退し、9日は100ドル超下げた。東京市場にも投資家の慎重姿勢が波及し、買いを手控える動きが広がった。

 国内企業の業績拡大観測を強めてきた円安ドル高の進行が止まり、反転して円高に振れる恐れがあると警戒され、幅広い業種の銘柄に売りが出た。

 平均株価は7日、1996年に記録したバブル崩壊後の最高値を突破しており、相場に過熱感があることも売り優勢の要因となった。