10月倒産733件、2カ月連続増 人手不足が背景

 東京商工リサーチが9日発表した10月の全国の企業倒産件数(負債額1000万円以上)は、前年同月比7.3%増の733件だった。2カ月連続で前年同月を上回った。全体の負債総額は13.8%減の958億7900万円だった。

 景気の回復傾向を背景に低水準が続いているが、東京商工リサーチの担当者は「これまで倒産は減少傾向だったが、人手不足などを背景に、底打ち感が強まっている」と指摘している。

 件数の地域別では、全9地域のうち北海道、東北、関東を除く6地域で前年水準を上回った。近畿は4カ月連続、中部と北陸、四国はそれぞれ2カ月連続で増え、九州も5カ月ぶりに増加に転じた。

 業種別では、10業種中4業種で増加した。サービス業他は、飲食業や労働者派遣業といった分野で増加が目立ち、8カ月連続で増えた。一方、製造業と小売業はともに5カ月連続で減り、明暗が分かれた。

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