マイナンバーでポイント、通販可能に 南あわじ市 兵庫

南あわじ市が新たに参加した通販サイト「めいぶつチョイス」を周知するチラシ=9日、南あわじ市役所
南あわじ市が新たに参加した通販サイト「めいぶつチョイス」を周知するチラシ=9日、南あわじ市役所【拡大】

 兵庫県南あわじ市はマイナンバーカードの「自治体ポイント」を利用して物品を購入できる通販サイト「めいぶつチョイス」に参加し、市の特産品ページを開設した。同サイトに参加する自治体は県内初でタマネギやそうめん、ハモなどを売り出している。

 自治体ポイントは地域経済活性化を狙って総務省が9月から開始した制度で、マイナンバーカードにポイント機能を追加して物品購入などができる。

 「めいぶつチョイス」は自治体ポイント活用法の一つとしてオープンし、1日までに全国16自治体が参加。南あわじ市のページでは市内16社が生産・加工した特産の「淡路島3年とらふぐ」や「淡路島サクラマス」、そうめんやタマネギなど計101商品が並ぶ。自治体ポイントがなくてもクレジットカードでの支払いもできる。

 同市の守本憲弘市長は高齢者の社会参加を打ち出して高齢者のボランティア活動などの報酬として地域通貨を活用する案を挙げており、自治体ポイント制度と連携することも検討しているという。同市の担当者は「全国から購入可能なので、地域産品PRと売り上げ増による経済活性化につながれば」と期待している。

                   

 【用語解説】自治体ポイント

 公的な身分証明書となるマイナンバーカードにポイント機能を追加し、ポイントを利用して地元商店街やウェブ上で物品購入などができる制度。今年9月から総務省が開始した。

 マイナンバーカードのICチップに各自治体が発行するポイントをためる仕組みで、NTTドコモやJCB、日本航空など12社のポイントやマイレージも自治体ポイントに移行できる。

 地域でのボランティア活動やふるさと納税をした人にポイントを付与するなどの活用が可能で、マイナンバーカードの普及促進や地域経済の活性化などが期待されている。ポイントを利用できる店舗がどの程度まで広がるかなどが普及の鍵となる。

 ポイントの利用や移行にはマイナンバーカードを発行したうえで、ウェブサイトの「マイキープラットフォーム」でIDを作成する必要がある。

 問い合わせは、南あわじ市ふるさと創生課(電)0799・43・5205。