加、メキシコに譲歩促す NAFTA再交渉で米長官

 ロス米商務長官は14日、ワシントンで開かれた会合で、カナダ、メキシコと再交渉を進めている北米自由貿易協定(NAFTA)に関し「(崩壊すれば)われわれよりも彼らのダメージの方がはるかに大きい」と述べ、両国に譲歩を求めた。

 3カ国は今週からメキシコ市でNAFTA再交渉の会合を開く予定。米国は自動車分野などで強硬な要求を突きつけており、カナダやメキシコがどう対応するのかが焦点となる。

 環太平洋連携協定(TPP)で日本が米国に復帰を求めていることには「多国間主義は時間がかかりすぎる」と否定。「安倍晋三首相の立場を考えるべきだ。彼らは農業分野などで多大な政治力を費やしてきた」と述べ、復帰を促すのは日本の国内事情によるものだとの見方を示した。(共同)