食品ネット受注を自動処理 英最大手、ロボ1000台で5分50品目 (1/2ページ)

 インターネット食料品販売で英最大手のオカド・グループは今年、農作物や精肉、乳製品など50品目の注文を5分で処理するという重要な節目を達成した。

 オカドの従来の施設の一つでは、同様の注文の処理に平均2時間程度かかっていた。同社の秘密兵器は、倉庫内を動き回って商品をピックアップし、人間の梱包(こんぽう)担当者まで運ぶ1000台のロボットだ。

 こうした技術革新は食料品ビジネスの近代化を促進する可能性があり、業界は食料品のネット購入を衣料品や家電の場合と同じぐらい簡単で一般的にしたいと考えている。

 しかし、生鮮食品の注文を迅速かつ確実に処理し、その上で利益を出すことは至難の業だ。ホールフーズ・マーケットを買収した米ネット通販大手アマゾン・コムでさえこの問題を解決できず、最近になって生鮮食品配送サービスの「アマゾン・フレッシュ」を米国の一部州で停止した。

 17年前に創業したオカドは、個々の食料品注文を大量に処理するためには、自動化が唯一の方法だとの見方を示している。ロボットは同社が開発した最新の自動化技術だ。同社は他の小売業者へのソフトウエアやハードウエアの販売も行っている。

大半の食料品店は手作業でネット注文を処理