東芝 終値5%超安、価値低下を懸念

 週明け20日の東京株式市場で、東証2部に上場する東芝の株式が値下がりした。終値は前週末の17日に比べ17円(5.8%)安の275円。約6000億円の増資を決めたと19日に発表しており、1株当たりで見た株式価値が低下すると懸念され、売り注文が優勢だった。一時19円(6.5%)安の273円まで下げた。

 ただ朝方には買いも入り、17日終値から横ばいに戻す場面もあった。市場では「債務超過を解消して上場を維持し、経営が安定すると期待できる」(中堅証券)との声があった。売り買いが交錯し、出来高は東証上場株式で最も多かった。

 増資は計60の海外ファンドなどが引き受ける。17日終値の292円を1割下回る約263円が1株当たりの発行価格となる予定。