OECD「学習到達度調査」の結果発表 チーム解決力で日本は2位 (1/2ページ)

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 経済協力開発機構(OECD)は21日、世界の15歳を対象に2015年に実施した「学習到達度調査(PISA)」の中で、複数人のチームで問題解決に効果的に取り組むための能力を測定した「協同問題解決能力調査」の結果を発表した。参加した52カ国・地域のうち日本はシンガポールに次ぐ2位。上位4位までをアジアが占めた。12年のPISAで実施された個人の「問題解決能力」では、日本は3位だった。

 今回の調査では、チーム内の関係性を維持しながら1つの目標に取り組む姿勢などが問われた。結果を分析した国立教育政策研究所の担当者は「日本人の特性である協調性も好スコアに影響したのではないか」との見方を示した。

 スコアについてOECDは加盟国平均が500点になるよう設定。シンガポールは561点で、日本は552点だった。3位は香港の541点で、韓国538点、カナダとエストニアが各535点と続いた。

 点数分布を見ると、440点未満の成績下位層の割合は日本が10%で、参加した国・地域で最も小さかった。日本の男女別では、女子が565点、男子が539点だった。

 調査はコンピューターで架空の人物とやりとりする中で、効率良く問題解決に向かうためにふさわしい会話を選ぶなどの形式。

公表された出題例から見えた日本の傾向は