北朝鮮、亡命防止か 軍事境界線付近に溝掘る姿 米の駐韓代理大使がツイッター投稿

 米国のナッパー駐韓代理大使は25日までに、北朝鮮の男性軍人による韓国亡命が13日にあった板門店の共同警備区域(JSA)で、南北軍事境界線付近に北朝鮮側が新たに溝を掘る様子を撮影した写真をツイッターに投稿した。男性軍人は走って境界線を越えており、再発防止が目的の可能性がある。

 写真には、北朝鮮の軍人が見守る中、作業員たちが細長い形の溝を掘る姿が写っている。作業員の頭だけが見える部分もあり、深さ1メートル以上の可能性がある。ナッパー氏は「JSAで北朝鮮の人たちが木を2本植え、(亡命した)兵士が境界線を越えた地点に溝を掘っている」とも投稿した。

 亡命を受け、北朝鮮側はJSAの警備に当たる兵士らを一斉に交代させるなどの対応を取ったとされる。

 また韓国メディアによると、亡命後に集中治療室(ICU)で治療を受けていた男性軍人は24日、一般病棟に移った。(共同)