北朝鮮を上空から撮影 ミサイル開発の一方で一般国民は冬空の下ひっそり

集合住宅が立ち並ぶ北朝鮮の町並み=北朝鮮黄海北道開豊郡、27日午前(読者提供)
集合住宅が立ち並ぶ北朝鮮の町並み=北朝鮮黄海北道開豊郡、27日午前(読者提供)【拡大】

  • 漢江(ハンガン)の北に広がる北朝鮮黄海北道・開豊(ケプン)郡=29日午前(読者提供)
  • 山の向こうに見える開城工業団地=27日午前(読者提供)
  • 川を挟んで北側には北朝鮮が広がる=27日午前(読者提供)

 北朝鮮南部の韓国との軍事境界線に近い都市、開城(ケソン)郊外の様子が上空から撮影された。韓国・仁川国際空港から日本に向かう民間機の乗客が、望遠レンズで撮影した。

 南北を分ける漢江(ハンガン)河口の北側に、荒涼とした“北の大地”が広がる様子や、北朝鮮特有の集合住宅、樹木のない山々、舗装されていない道路を見ることができる。

 写真には、南北融和の象徴とされながら、北の弾道ミサイル発射実験を受けて韓国企業が平成28年2月に撤退した開城工業団地周辺の様子も捉えられていた。

 写真が撮影されたのは27日午前。仁川空港を離陸した民間機が、北側に旋回するルートを通ったという。29日には北朝鮮が弾道ミサイルの発射を強行したが、氷点下近いとみられる寒さのなか、郊外の民家からは暖炉の煙などは確認できなかった。