シャープ株、東証1部に復帰 12月7日付、約1年4カ月のスピード復帰

シャープ本社(堺市堺区)の外観
シャープ本社(堺市堺区)の外観【拡大】

 東京証券取引所は30日、現在は東証2部上場のシャープ株を、12月7日付で1部に指定すると発表した。シャープは業績不振で平成28年3月末に債務が資産を上回る債務超過となり、東証のルールに従い同年8月1日付で1部から2部に降格したが、約1年4カ月でのスピード復帰となる。

 シャープは台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の傘下で債務超過を解消し、構造改革やコスト削減で29年3月期は本業のもうけを示す営業損益が3期ぶりに黒字化するなど再建を進めてきた。今年6月に1部復帰を申請し、東証が可否を審査してきた。

 シャープは30日、「今後は、当社の強みを生かしつつ、チャレンジする企業文化を醸成し、飛躍的成長を果たしていく」とした。

 東証によると、12年以降に2部降格となって1部に復帰したのは、23年3月に復帰したオリエントコーポレーション株以来2例目。