【東京市場の注目銘柄】(30日)三越伊勢丹HD、7%高 (1/2ページ)

 ≪今期以降の営業益予想上方修正≫

 ■三越伊勢丹ホールディングス(3099) 前日比7%高の1299円。ゴールドマン・サックス証券は投資判断を「売り」から「中立」に上げた。株価は人員削減を含む中期計画発表後に上昇し、直近で調整、百貨店競合他社に比べ引き続き売り上げが弱含んでいる状況は不変だが、下値余地が限定的になったと分析。人員削減を同証券予想に反映、今期以降の営業利益予想を上方修正した。

 ■良品計画(7453) 1.7%安の3万5050円。ゴールドマン・サックス証券は投資判断を「買い」から「中立」に下げた。中国を中心に成長余地が大きく構造的成長銘柄との見方は不変としながらも、同証券目標株価に到達したため。今期並みに国内事業が強含む展開となったときが次の買い局面とみる。

 ■KDDI(9433) 3.6%高の3215円。大和証券は、7~9月期(第2四半期)決算では新料金効果でauの解約率が大幅に低下、過去半年の課題をクリアしたと判断。10~12月期決算発表での増配を予想、中期的にも年率10%以上の増配ペースを見込み株主還元が想定以上に改善すれば投資妙味があるとした。

 ■リクルートホールディングス(6098) 1.3%安の2647円。野村証券は業績は好調だが同証券の積み上げ方式を参考にするとHRテクノロジー事業(Indeed)の株式価値1兆4000億円はすでに株価に織り込まれていると分析した。

 【金融】 第一生命ホールディングス(8750)が1.8%高の2296円、東京海上ホールディングス(8766)が1%高の4960円、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)が1%高の792.1円など。米国で金融規制緩和への期待が続く中で長期金利が上昇し、利ざや拡大による収益改善を期待する買いが優勢となった。