【マネー講座】《NISAを学ぶ》(3)〈つみたてNISA〉少額から、初心者におすすめ (2/4ページ)

 一般NISAで購入した株式投資信託を口座内で持ち続けられる期間は最長5年間ですが、つみたてNISAでは最長20年間持ち続けることができます。また、つみたてNISAでの株式投資信託の新規買付けも18年から37年までの20年間行えることが決まっています。

 37年に株式投資信託を購入した場合、そこからまたさらに最大20年間口座内での保有ができるわけですから、つみたてNISAの制度は56年まで継続することが決まっている、非常に息の長い制度です。

投資対象となるのは「積立投資」に向く株式投資信託・ETFのみ

 つみたてNISAのもう一つの大きな特徴は、投資対象が積立投資に向く株式投資信託やETFに絞られていることです。まず、個別株についてはつみたてNISAの投資の対象外です。

 株式投資信託やETFについても全銘柄が対象になるのではなく、「定期的に継続して取得することにより個人の財産形成が促進されるもの」として 金融庁が定めた条件をクリアしたものに限定されています。

 主な条件は、以下の3つです。

(1)20年以上の投資に向く商品であること

(2)手数料が明確、かつ一定以下であること

(3)投資対象は株式を含み、かつ十分に分散していること

 これらの条件を満たした株式投資信託やETFは、金融庁のホームページに一覧が公開されており、全部で114銘柄(17年10月13日現在)です。証券会社や銀行などはこれらの中から取り扱う商品を選びますが、現在のところつみたてNISAを取り扱う証券会社や銀行の多くは取り扱う商品数を10銘柄以下に絞り込んでいるようです。

商品の種類が少ないことにもメリットはある