【マネー講座】《NISAを学ぶ》(3)〈つみたてNISA〉少額から、初心者におすすめ (3/4ページ)

購入できる商品の種類が少ないのは悪いこと?

 つみたてNISAは、個別株への投資ができなかったり、投資できる株式投資信託の種類が限られているため、投資経験者にとっては使い勝手が悪い制度のように思うかもしれません。

 ですが、まだ一度も株式や株式投資信託に投資したことのない投資未経験者の目線に立つと見方は変わります。一般NISAの加入申し込みをした人のうち約4割は、口座を開いたはいいものの口座内で一度も株式や株式投資信託を購入していません。この原因の一つには、「どの株式や株式投資信託を買ったらいいのか選べない」という事情もあるのではないかと思います。

 一般NISAでは上場株式・上場REIT・株式投資信託・ETFの原則全銘柄が対象です。選択肢は上場株式だけでも3000以上あります。これに対して、つみたてNISAでは、取扱金融機関によっては取扱商品数を10種類以下に絞っているところもありますので、3,000種類の中からは選べなくても10種類の中からなら自分に合った投資対象を見つけることができるかもしれません。

 また、つみたてNISAで買付けできる金額は、毎月投資を前提とすると、40万円を12で割った月3万3333円が上限です(※非課税枠が4円、使い切れずに余ります)。月と年で単位が違いますが、一般NISAの120万円と比べると、つみたてNISAの月3万3333円はぐっと身近な金額に感じませんか。

投資初心者には選びやすい制度