ゲリラ豪雨予測レーダー、埼大に設置

 内閣府や情報通信研究機構(NICT)は、ゲリラ豪雨を予測する最新式の気象レーダーを埼玉大学に設置した。東京周辺で発達する積乱雲を観測し、20~30分先の「ゲリラ豪雨」と呼ばれる局地的な大雨や竜巻の危険度を高精度に予測する。2020年の東京オリンピック・パラリンピックでの効率的な競技運営に役立てる。性能評価や無線局免許取得を経て、18年夏から実証実験を行う。レーダーはNICTのほか、首都大学東京、東芝インフラシステムズ、名古屋大学、埼玉大学が共同で開発した。