景気指数2カ月ぶり改善 10月 雇用改善、スマホ関連好調

 内閣府が7日発表した10月の景気動向指数(2010年=100)は景気の現状を示す一致指数が前月比0.3ポイント上昇の116.5となり、2カ月ぶりに改善した。雇用環境の改善や、半導体をはじめスマートフォン関連部品などの生産、販売が好調だったことが寄与した。

 基調判断は「改善を示している」とし、13カ月連続で同様の表現とした。12年12月から続く景気拡大期間は59カ月に達したとみられる。

 一致指数を構成する指標のうち、有効求人倍率や鉱工業生産指数など4項目が押し上げた。スマホ関連とみられるアジア向けの半導体輸出や薄型ディスプレー製造装置の出荷が伸び、自動車部品の生産も堅調だった。

 一方、小売業の商業販売額はマイナスに働いた。自動車や食料が低調だったほか、台風の影響でホームセンターの売り上げも落ち込んだようだ。

 数カ月後の景気動向を示す先行指数は0.4ポイント低下の106.1。2カ月連続で悪化した。