年初来株価上昇率1000%超 4銘柄 ビットコインに匹敵

 仮想通貨ビットコインのすさまじい値上がりは重力にあらがうかのごとくだが、株式市場にもこれに負けないほど急騰してきた銘柄がほんの一握り存在する。

 日本と香港、インドの市場に上場するこれらの銘柄は、知名度は高くないが年初来の株価上昇率が1000%を超え、ビットコインに匹敵する値上がりを記録。世界中の株式から、売買高と時価総額が極端に小さい銘柄のほか、苦境にあえぐベネズエラの企業を除いた4銘柄のみが該当する。

 その一つは「いきなりステーキ」で知られる日本のレストランチェーン、ペッパーフードサービスだ。年初時点は1億ドル(約112億4000万円)に満たなかった時価総額が、今では10億ドル超に膨らんでいる。

 2社目はインドの黒鉛電極メーカーであるHEG。黒鉛電極は鉄スクラップを溶解して鋼材を生産するアーク炉に不可欠な部品で、需要増の波に乗った。インドではもう1社、インディアブルズ・ベンチャーズも株価が急騰。同社はインターネット証券会社で消費者金融も手掛けている。

 最後は香港上場の中国投資基金国際。中国本土の自動車部品会社の株式や金鉱権益などを持つ投資会社だ。

 年初来の上昇率は約1300%と、この4社の中で最大。11月にMSCIグローバル小型株指数に採用された。(ブルームバーグ Adam Haigh、Brandon Kochkodin)