来年2月1日からストアーズ削除 社名「ウォルマート」に変更

ウォルマート・ストアーズの店舗に掲げられているロゴ(AP)
ウォルマート・ストアーズの店舗に掲げられているロゴ(AP)【拡大】

 米小売り大手ウォルマート・ストアーズは6日、次の会計年度が始まる来年2月1日から登記上の社名を従来の「ウォルマート・ストアーズ」からストアーズを削除し、「ウォルマート」に変更すると発表した。「ウォルマート」という名で顧客に親しまれていることや、実店舗とオンラインの双方で顧客サービスを提供する方向性に合わせることを理由に挙げた。

 マクミロン最高経営責任者(CEO)は同社ウェブサイトに掲載されたブログ投稿で、「変更理由は、どんな購入方法を選ぼうと顧客にサービスを提供する小売業者としての存在が強まっているためだ」とした上で、「社内の大多数に加え、恐らく全ての顧客が当社をウォルマートと呼んでいる」と述べた。

 マクミロンCEOは米ネット通販大手ジェット・ドット・コムやボノボス買収のほか、2日以内の配送無料化や、ネット事業運営のためのアイビーリーグ出身者採用など、アマゾン・コムに対抗する電子商取引企業への脱皮を目指し、次々と策を講じてきた。

 ウォルマートはグーグルとも提携。スマートスピーカー「グーグルホーム」を通じて音声で商品を注文できるサービスを開始した。こうした策が奏功し、同社の米オンライン販売の伸び率は過去3四半期にわたり50%超と、電子商取引業界全体の販売増加率の3倍余りとなっている。(ブルームバーグ Matthew Boyle)