ブラジル中銀、7%に利下げ 過去最低 緩和ペース減速も示唆

 ブラジル中央銀行は6日、政策金利を0.5%引き下げ、過去最低の7%とすることを決めた。同時に中銀は次回政策委員会で緩和のペースを落とすことを示唆した。同国は景気回復の初期段階にあり、インフレは抑制されている。

 ブルームバーグが調査したアナリスト49人全員が今回の決定を予想していた。10月の0.75%引き下げに続く10会合連続の利下げを通じて、政策金利は2016年10月以降、計7.25%引き下げられた。

 ゴールドファイン総裁を中心とする政策委は声明で「次回の会合については、政策委の基本シナリオが予想通りに展開すると仮定し、金融緩和サイクルの段階を考慮した場合、政策委は現時点で緩和ペースをさらに緩やかに落とすことが適切だと考える」と説明。過去の会合よりもガイダンスが「変化の影響を受けやすい」との見解を示した。

 政策委の次回会合は来年2月に開かれる。

 海通のシニアエコノミスト、フラビオ・セラノ氏は「2月に0.25%の利下げの兆しがうかがえるが、その後打ち止めとなるはずだ。年金改革法案を議会が可決できなかったり、財政に変化が出てきたりする場合には、シナリオが変わる可能性がある」と指摘した。(ブルームバーグ Mario Sergio Lima)