ノーベル賞2氏、ビットコインに見解 「非合法」「大恐慌のように」

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 ノーベル経済学賞受賞者のコロンビア大学教授のジョゼフ・スティグリッツ氏が仮想通貨ビットコインは非合法とすべきだと発言した翌日、もう一人の受賞者であるエール大学教授のロバート・シラー氏は、最終的には大恐慌につながった1929年のニューヨーク株式市場大暴落のような事態になるだろうとの見方を示した。

 資産価格の予測などを研究対象とするシラー氏は11月30日、リトアニアのビリニュスで開催された会議で「システムを出し抜きたい人が引かれるミステリー映画に似た筋書きがビットコインの魅力だ。ビットコインは人をわくわくさせる。自分は敏捷(びんしょう)で賢くて誰も理解できないことが分かっていると感じさせる。自分はビットコインだと感じる。反政府で反規制という感覚がある。真実でさえあれば、素晴らしいストーリーだ」と語った。その上で「どこで止まるのかは分からない。1920年代の株式相場のようにどんどん高くなるのだろう。最終的に29年の事態に至るだろう。しかしゼロになるわけではない。下落するだけだ」と話した。

 一方、スティグリッツ教授はその前日、ブルームバーグ・テレビとのインタビューで「ビットコインは上がって下がる間に大勢の人にたっぷり興奮を味わわせるバブルだ。私はビットコインを非合法にすべきだと思う。社会的に有用な機能を何一つ果たしていない」と語っていた。(ブルームバーグ Aaron Eglitis、Milda Seputyte)