【マネー講座】《NISAを学ぶ》(4)〈ジュニアNISA〉教育資金の準備に使える (4/4ページ)

 今後、ある程度の大学授業料の上昇を見込むのであれば、給付額が確定している学資保険以外にも、ジュニアNISAを通じて株式や株式投資信託で投資を行い、大学授業料の上昇についていけるだけの運用成果を目指すことも有効と考えられます。

親の一般NISAとつみたてNISAでの運用も選択肢

 子どもの教育資金の準備は、親の一般NISAまたはつみたてNISAの口座を使って準備することも可能です。親の一般NISAやつみたてNISAを使う場合、引出し制限がないので、いざという時に引出せるという面ではジュニアNISAを使うより便利だとも言えます。

 ただし、子ども名義の口座となり18歳まで引出しが原則禁止されるのも、ある意味ではジュニアNISAのメリットと言えそうです。子ども名義のジュニアNISAの口座にはなるべく手をつけたくないという、「心理的な歯止め」になることが期待できるのです。

(※マネー講座は随時更新。次回から「iDeCoに注目」をテーマに掲載します)

【プロフィル】是枝俊悟(これえだ・しゅんご)

是枝俊悟(これえだ・しゅんご)大和総研金融調査部研究員
2008年大和総研入社。証券税制を中心に、税・社会保障制度等の分析を行う。著書に、『NISA、DCから一括贈与まで 税制優遇商品の選び方・すすめ方』(2016年、近代セールス社)など。

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