【東京市場の注目銘柄】(22日)住友重機械工業、3%高

 ≪バイオマス発電設備受注に買い≫

 ■住友重機械工業(6302) 前日比3%高の4860円。広島ガス(9535)と中国電力(9504)が設立した発電事業会社、海田バイオマスパワー(広島県海田町)から海田発電所の発電設備(出力11万2000キロワット)を受注したと22日に発表し、買われた。高効率バイオマス発電分野で実績をもつ、循環流動層(CFB)ボイラーを用いたバイオマス高混焼発電設備としては国内最大級という。

 ■IHI(7013) 1.3%高の3835円。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、投資判断を「アンダーウエート」から「中立」に上げた。北米大型プロジェクトと民間航空機向け新造エンジンに起因する2019年3月期業績への不透明感が徐々に解消に向かうとした。

 ■オプトラン(6235) 19%高の2879円。21日に関東財務局に提出された大量保有報告書によると、アルバック(6728)が政策投資として、オプトランの11.13%を保有していることが明らかになった。

 ■エーザイ(4523) 15%安の6061円。早期アルツハイマー病患者を対象とした抗体「BAN2401」の臨床試験の12カ月時点の解析で主要評価項目を満たさなかった。ゴールドマン・サックス証券は、目先のカタリスト(材料)として注目度が高かったため、株価は短期的に弱含む公算が大きいとみる。

 ■参天製薬(4536) 8%安の1734円。米食品医薬品局(FDA)は、同社が非感染性後眼部ぶどう膜炎を対象に開発中のシロリムス硝子体内注射剤の新薬承認申請には追加データが必要と通知。野村証券は当面の米国進出計画が白紙になったとした。

 ■総医研ホールディングス(2385) 80円(17%)高の552円ストップ高。21日に関東財務局に提出された大量保有報告書によると、米系資産運用会社ブラックロックがグループで総医研HDを合計5.06%保有していることが判明した。

 【非鉄】 住友金属鉱山(5713)が5%高の4891円、日立金属(5486)が3.1%高の1622円など。ロンドン金属取引所(LME)の銅先物は21日まで12日続伸し2カ月ぶり高値、ニッケルも1カ月強ぶりの高値を付けた。

 【商社】 三菱商事(8058)が2.2%高の3075円、伊藤忠商事(8001)が2.4%高の2087.5円、三井物産(8031)が1.4%高の1802.5円、住友商事(8053)が1.9%高の1930.5円、丸紅(8002)が2.1%高の813.6円、双日(2768)が3.6%高の344円。モルガン・スタンレーMUFG証券は総合商社6社の目標株価を3~18%上げた。石炭や銅市況前提引き上げや業績予想見直しを反映した。

 ■三越伊勢丹ホールディングス(3099) 2.3%安の1315円。10~12月期(第3四半期)に特別損失約43億円を計上。ネクストキャリア制度の見直しに伴い退職金額積み増しなどを行う。モルガン・スタンレーMUFG証券は、構造改革の進捗(しんちょく)次第で特損計上が上振れるため、最終利益は計画比で苦戦する可能性が高いと指摘した。(ブルームバーグ)