27日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前日比28・09ドル高の2万4774・30ドルで取引を終えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数も小幅に反発し、3・09ポイント高の6939・34だった。
新たな取引材料が見当たらないことに加え、年末で市場参加者が少ない中、買いがやや優勢となった。
ダウ平均の個別銘柄では、クレジットカードのビザやファストフードのマクドナルド、建設機械のキャタピラーの上昇が目立った。
一方、米長期金利の低下で利ざや縮小が意識された金融のゴールドマン・サックスは売られた。原油先物相場の反落で収益環境が悪化するとの思惑から石油のシェブロンも値を下げた。(共同)