【北ミサイル】南北連絡チャンネル再開に米は懐疑的 北朝鮮、関係改善に意欲 2年弱ぶり

2日、ニューヨークの国連本部で記者団の取材に応じる米国のヘイリー国連大使(共同)
2日、ニューヨークの国連本部で記者団の取材に応じる米国のヘイリー国連大使(共同)【拡大】

 北朝鮮の対韓国窓口機関、祖国平和統一委員会の李善権委員長は3日、断絶していた板門店の韓国との連絡チャンネルを同日午後3時(日本時間同3時半)に再開すると発表した。金正恩朝鮮労働党委員長が指示したという。朝鮮中央通信が伝えた。再開は約1年11カ月ぶりとなる。

 韓国が平昌冬季五輪への北朝鮮代表団派遣などを話し合う高官級の南北当局者会談開催を提案したことを受けた措置。南北関係改善に意欲的な姿勢を改めて示した。

 南北対話の可能性について、米国のニッキ・ヘイリー国連大使は2日、北朝鮮が核兵器を放棄しない限り「いかなる対話も真剣に受け止めない」と述べ、慎重な考えを示した。

 韓国大統領府の当局者は3日、連絡チャンネル再開表明について「大きな意味を持つ。常時対話が可能な仕組みになると評価できる」との立場を明らかにした。

 李氏によると、金正恩氏は代表団を派遣する用意があるとした自らの「新年の辞」を韓国政府が歓迎し、受け入れ準備を指示したことについて高く評価した。(共同)