大発会、終値2万3506円 741円上昇 26年ぶり高値水準

 年明け最初の取引となる大発会を迎えた4日の東京株式市場で、日経平均株価は3営業日ぶりに急反発し、終値は前年末比741円39銭高の2万3506円33銭と、1992年1月7日以来約26年ぶりの高値水準を付けた。大発会の終値ベースでの上げ幅としては、96年(749円85銭)以来の大きさ。世界景気や企業業績の拡大期待を背景に、投資家心理が強気に傾いた。

 大発会としては2年連続で上昇した。また、1営業日での上げ幅としては、米大統領選直後の2016年11月10日以来の大きさだった。

 東京市場の休場中に発表された米国の昨年12月の製造業景況指数などが良好で、3日の米国株はダウ工業株30種平均など主要3指数が最高値を更新した。

 4日の東京市場はこの流れを引き継ぎ、幅広い銘柄が上昇。平均株価は前年末比308円高で始まり、その後も高値圏で推移し、アジア市場の株価堅調も追い風となり取引終了前に上げ幅が700円を超えた。

 東京証券取引所で開かれた大発会の式典で、日本取引所グループの清田瞭(あきら)・最高経営責任者(CEO)は「企業の収益力を決定づける環境が大きく変わらない限り、日本のマーケットの見通しは明るいものになる」と話した。