東証8年ぶり大発会から3連騰 世界的な株高背景、一時2万4000円に迫る

 連休明け9日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日続伸し、終値は連休前の5日と比べ135円46銭高の2万3849円99銭となり、1991年11月15日以来約26年2カ月ぶりの高値水準を付けた。大発会からの3連騰は2010年以来8年ぶり。世界的な株高を背景に投資家がリスクを取りやすい環境にあり、朝方の取引開始直後には節目の2万4000円まであと47円余りに迫る場面もあった。

 9日は朝方にこの日の高値をつけたが、高値警戒感が意識されたのに加え、円相場がやや円高ドル安方向に振れたこともあり、次第に上値が重くなり、2万4000円台に届かなかった。

 平均株価は大発会からの3営業日で計1085円05銭上昇。麻生太郎財務相は9日の閣議後会見で、年明け以降の株高について「速いペースで上がっているというのは間違いない」と指摘した。

 足元の世界的な株高を引っ張っているのは米国市場で、ダウ工業株30種平均は、8日終値と昨年末終値を比べると、5営業日で計563.78ドル上昇。4日には2万5000ドルを突破した。独仏などの欧州市場や上海・香港などのアジア市場も堅調で、株価は先高期待が強まっている。

 三井住友アセットマネジメントの市川雅浩シニアストラテジストは「緩やかな景気回復と緩和的な金融環境という流れが続きそうだとの見方が、最近の株高の背景にある。この見方に大きな変化がなければ、株価は当面、堅調な動きが続くのではないか」と話した。