高級車ブランド「キャデラック」に先行導入 GM、EVモデルや自動運転車

 米ゼネラル・モーターズ(GM)は15日、高級車ブランド「キャデラック」に電気自動車(EV)モデルや自動運転といった先端技術を先行導入することを明らかにした。ハイテク製品ラインとしての歴史的役割を再び担うことで、ブランドイメージの向上につなげるとともに、販売増加を目指す。

 GMは中国での急成長を踏まえ、キャデラックが向こう10年で新しいEVや自動運転車を投入していくのに適したブランドだと考えている。キャデラックのヨハン・ダ・ネイシン社長がデトロイトで開催中の北米国際自動車ショーでのインタビューで明らかにした。

 同社長によると、2023年までにGMが世界で販売する計画のEV全20車種のうちキャデラックは「過当な割合を占める」ことになるという。キャデラックは最初のEV発売から数年後には、何らかの種類の自動運転車も製品ラインアップに加えるという。

 同社長は「キャデラックは将来、GMのテクノロジーをリードするブランドになる。テクノロジーはキャデラックでまず導入され、その後に他のブランドでも採用していく」と説明した。

 EVを重視する取り組みの一因には、キャデラックの中国市場での急成長と、中国政府がバッテリーで駆動する車種の増加を求めていることがある。ダ・ネイシン社長はブルームバーグ・テレビとのインタビューで、「今年の中国販売は20万台を超えるだろう」との見通しを示した。目標が達成すれば、昨年の51%増に続いて14%程度の2桁成長となる。

 キャデラックの17年の販売台数は過去2番目の高水準で、世界全体では約16%増の35万6000台強だった。中国は世界販売台数の半分強を占めた。(ブルームバーグ Craig Trudell、David Westin)

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