アストンマーティン50億ポンド IPO目指した企業価値推計

シンガポールにあるアストンマーティンのショールーム(ブルームバーグ)
シンガポールにあるアストンマーティンのショールーム(ブルームバーグ)【拡大】

 英スポーツカーメーカー、アストンマーティンが、同社の企業価値を最大50億ポンド(約7600億円)と見なす新規株式公開(IPO)を目指していることが、17日までに分かった。

 事情に詳しい関係者によると、アストンマーティンは、債務を含めた評価額について複数のアドバイザーと予備協議をしており、フェラーリと同程度の企業価値となる可能性があるという。

 アストンマーティンは2019年から利幅の大きいスポーツ用多目的車(SUV)分野での事業拡大を計画しており、これが年内にもロンドンで見込まれるIPOへの投資家の関心を支える可能性がある。

 アドバイザーはIPO以外の選択肢も検討しており、上場については何も決まっておらず、企業価値は暫定的な推計だと関係者は語った。

 アストンマーティン広報担当のサイモン・スプロール氏は「会社の方針として、将来のオーナーシップや資本再編をめぐる臆測にはコメントしない」と述べた。(ブルームバーグ Tommaso Ebhardt、Kiel Porter)