「残された時間は10年ない」 自動車業界劇変、重鎮マルキオンネ氏が警告 (1/2ページ)

 自動車の動力や運転、購入はこれから劇的に変化するため、メーカーがコモディティー(汎用(はんよう))化しないよう自らを再構築するのに残された時間は10年もない-。自動車業界の重鎮の一人、セルジオ・マルキオンネ氏はこう警告する。

 欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の最高経営責任者(CEO)を務めるマルキオンネ氏は、電動化や自動運転、ライドシェアをめぐる技術進化によって、消費者の自動車購入が向こう6~7年以内に変わるとみている。今月第2週に開催された北米国際自動車ショーを前に、デトロイトでインタビューに応じた。その際、業界は名声を保つプレミアムブランドと、テスラやグーグルのウェイモといった新興勢力からの猛攻撃に苦戦する単なる輸送車メーカーといった複数セグメントに分裂すると予想。「自動車メーカーは、ブランドメーカーからの商品にのみ込まれてしまう部分はさっさと切り離す必要がある」と述べた。

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