【マーケット トレンド】長期金利 10年債0.1%弱で推移か

 債券市場は、長期金利の指標である新発10年国債利回りが0.100%をやや下回る水準で推移しそうだ。前週は、日銀が金融政策の現状維持を決め、黒田東彦総裁が大規模緩和を当面継続する姿勢を示したため、相場に大きな動きは出なかった。今週も、長期金利は小幅な値動きを続けると予想される。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果や、前週神経質な動きを示した円相場に注目が集まりそうだ。2年、10年債の入札も予定されている。